主催メンバー募集に向けて
PyCon JP 2025 座長 @nishimotz が個人として公開する日報をはじめます。
最近みている YouTube 動画 「桜井政博のゲーム作るには」の中で語られていた「太いアウトプット」という言葉に刺激を受けて、あえて「日報」と呼ぶことにしました。桜井さんの動画は、仕事に対する向き合い方やチームビルディングの参考になると話題になっていますが、私もそう思います。
PyCon JP 2025 は、2025年9月26日・27日に広島で開催されます。 現在、主催メンバーの募集に向けて、準備を進めています。
座長という立場でイベントを形作っていく中で、特に(これから募集する)主催メンバーの皆様に向けて、具体的にやってほしいことをお願いする以外に、日頃から、私の行動や考え方を知っていただきたいと思っています。
また、ウェブアクセシビリティに関して課題を感じたとき、自分の手でそれを補完できるような発信基盤を整えたいと考えています。
PythonやPyCon JPは、今日では技術分野を超え、多くの人々に影響を与えていると考えます。
だから例えば「アクセシビリティについて考えてみたらどうか」とつい言ってしまいたくなるのですが、その前に、もっと取り組みたいことがある、というのが、私自身が PyCon JP 2024 主催メンバーとして活動した実感でした。
まず、主催メンバー同士が協力し合いながら、より信頼される運営を実現したい。
透明性を確保した意思決定や、参加者・スポンサーを含むすべての関係者に対して誠実であることを、運営全体の基本的な価値観としたい。
あるいは、もっと丁寧に余裕をもって、準備に取り組める環境を整備したい。
こうしたことを主催メンバーのみなさんとお話して、その流れの中で、多様性やアクセシビリティについて理解が深まれば、取り組みを強化したい、と思っています。
せっかくなので、公式ブログのための下書き(レビュー中)の内容を、すこしここで紹介させてください。
追記(2024-12-04): 主催メンバー募集を開始しました。
自己紹介
西本卓也 @nishimotz です。PyCon JP 2025の座長を務めさせていただきます。これまで私は、広島を拠点に活動し、Pythonで開発された視覚障害者支援技術NVDAの日本語対応や、PyCon mini Hiroshimaの開催などを通じて、Pythonコミュニティの発展に貢献してきました。また広島で開催された RubyKaigi 2017 や YAPC::Hiroshima 2024 でも運営メンバーを経験しました。
主催メンバー募集
PyCon JPはプログラミング言語Pythonについて日本で開催される国際会議です。
私たちは2025年9月26日・27日に開催予定のPyCon JP 2025に向けて、本格的な準備を始めます。
PyCon JP 2025は、東京を離れ、初めて地方(広島)で開催されるPyCon JPとして、新たな挑戦に臨みます。この大きな一歩を共に支えてくれる主催メンバーを募集します。
現在、PyCon JPでは主催者グループのメンバー(スタッフ)を「主催メンバー」と呼んでいます。これは、業務的な役割を超え、共にイベントを作り上げる仲間としての意識を大切にしたいという思いからです。
個々の負担が過度に偏らないよう、互いにサポートし合いながら進めていきます。それぞれが主体的に取り組み、挑戦を楽しむと同時に、運営の信頼性を高める努力を惜しまず、イベントの成功に向けて取り組みましょう。
開催地「広島」でのチャレンジ
PyCon JP 2025は、広島という新たな舞台を活かし、地域コミュニティと連携しながら新しい参加者層とのつながりを深めます。例えば、地元の学生やエンジニア、観光を兼ねて訪れる方々など、多様な人々にPythonの魅力を届けたいと考えています。
大きなITカンファレンスが東京で開催されることが多いため、参加をためらっていた方や敷居の高さを感じていた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、今回は広島という地域で開催される初のPyCon JPです。地元ならではの視点やネットワークを活かし、地域密着型の運営に携わる貴重な体験をぜひ味わっていただきたいと考えています。
準備作業はオンラインや非同期形式を活用しつつ、東京と広島の両方を拠点としたハイブリッドやオフラインでの作業など、多様な形で進めます。主催メンバーとしてイベントの裏側に携わることで、通常の参加者では得られない深い経験や達成感を得られるはずです。
広島や近隣地域にお住まいの方には、ぜひこの機会を活かしてご応募いただきたいです。
座長と一般社団法人の関係についての補足
PyCon JP 座長は、一般社団法人PyCon JP Associationから任命され、主催メンバーと協力してイベント運営を行います。ただし、座長の意思決定プロセスは一般社団法人PyCon JP Associationと分離されています。詳細については、以下のリンクをご覧ください。
PyCon JP Association: PyCon JPイベントの座長と当法人との関係
Join the PyCon JP 2025 Organizing Team
Update (2024-12-04): Call for Organizing Members of PyCon JP 2025
This is a draft for the official blog (under review).
PyCon JP 2025 will take place on September 26–27, 2025, marking the first time this event will be held outside of Tokyo, with Hiroshima as the host city. This exciting new chapter in PyCon JP’s history aims to connect the Python community with local students, engineers, and visitors who are passionate about Python and its ecosystem.
We will recruit enthusiastic individuals to join the organizing team and help shape this groundbreaking event. You don’t need prior programming experience—your expertise in areas like team management, administrative tasks, design, or English communication is equally valuable. Organizing PyCon JP is not just about hard work; it’s also a unique opportunity to gain valuable experience, build connections, and have fun.
Our team values collaboration, diversity, and mutual support, and we strive to make this process enjoyable and rewarding for everyone involved. Whether you’re based in Hiroshima or elsewhere in Japan, we welcome your unique skills and perspectives as we work together to create an inclusive and memorable PyCon JP 2025.
Please note: Applications for organizing team members are currently limited to those residing in Japan.