海外在住者向け主催メンバー研修会
PyCon JP 2025 座長の日報、第11回の記事です。
背景
PyCon JP には、海外からのスピーカーの受け入れ、通訳サービスの提供、海外からの主催メンバーの参加など、豊富な実績があります。
しかし、海外メンバーと日本在住メンバーとのコミュニケーションが必ずしも最適ではなく、海外メンバーが十分に貢献できる機会を提供できなかったこともあると認識しています。
主催メンバーには、理解していただくべき責任や行動規範があります。また、入国手続きや経済的な負担の発生など、実務的な事項も話し合う必要があります。
PyCon JP 2025の座長として、国際的な活動におけるこれらの懸念と向き合うための主催メンバー研修が必要です。
感謝の言葉
私たちの受け入れ準備が整う前から、3名の熱心な海外在住者から主催メンバーへの応募をいただきました。皆様の関心と積極的なアプローチに深く感謝いたします。皆様の応募は、PyCon JP 2025への貢献への強い意欲を示すものであり、これにより海外在住者の主催メンバー受け入れの加速が促されました。
研修会について
PyCon JP 2025 Onboarding Session #4
この英語による研修会は、海外在住の主催メンバー向けに特別に企画され、インド標準時(IST)に合わせたスケジュールで実施されます。
なお、過去3回の勉強会は日本語で実施されました。今後は勉強会ではなく研修会として開催します。 また第4回は英語で行い、内容は現在の進捗に合わせて、また海外メンバー向けに調整する予定です。
詳細
- 日時:2025年2月25日
- 時間:18:30-19:30 IST(22:00-23:00 JST / 13:00-14:00 UTC)
- 形式:Zoomミーティング
アジェンダ
- PyCon JP 2025の紹介
- 組織構造とチームの役割の概要
- リモート参加の機会についての説明
- 主催メンバーの責任について
- 国際参加に関する実務的な考慮事項
- 質疑応答
この時間帯が都合が合わない場合は、ご希望の時間帯をお知らせください。タイムゾーンが異なることの困難をお互いに尊重したいと思います。
今後の計画
英語話者への配慮と非同期の共同作業に向けた環境整備に取り組みます:
- オンボーディング資料の作成
- コミュニケーション方法の整備
- 柔軟な学習手段の提供
- 一貫した情報共有の確保
- 海外の主催メンバーのためのサポート体制の構築
これらの取り組みは、インクルーシブな PyCon JP を作るために重要です。
国境を越えてコミュニティをつなぐカンファレンスとして PyCon JP 2025 を成功させるため、皆様と協力して取り組んでいきたいと考えています。
応募フォーム
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