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人に合わせて組織を作る

2025年04月26日

English version is available here

PyCon JP 2025 座長 @nishimotz が個人として公開する日報です。

PyCon JP 2025 は9月26日・27日に広島国際会議場で開催されます。

主催メンバーを募集しています。主催メンバー申し込みフォームからご応募ください。

人に合わせて組織を作る

PyCon JP 2025の準備を進める中で、私は「人に合わせて組織を作る」ことの重要性を強く感じています。これは座長としての私の個人的な意見ですが、今回の運営で特に意識していることです。

広島の学生たちの参加

今回、広島の学生たちが多数、主催メンバーとして参加してくれています。彼らの多くはカンファレンス運営の経験がありませんが、その熱意と新鮮な視点は、PyCon JP 2025にとって大きな財産です。

私たちは、彼らを心から歓迎したいと考えています。経験の有無にかかわらず、一人ひとりの貢献が「あつまれ Python のピース」というテーマを体現するものだからです。

前例踏襲を強いない

経験者が仕事をしながら未経験者に前例踏襲を強いるのでは、広島開催というチャレンジを実現できるとは思えません。むしろ、新しい視点や発想を大切にし、それぞれの強みを活かせる環境を作りたいと考えています。

過去のやり方にとらわれず、今回のメンバーの特性に合わせて柔軟に組織を作っていくことが、より良いカンファレンスの実現につながると信じています。

デザイナーの役割の再考

広報チームは従来、ロゴなどのデザインを担当することになっていました。しかし、今回参加してくださっているデザイナーさんは、私の解決したい問題を本当に深く理解してくださっており、広報チームの責務を超えた関わりをしてくれようとしています。

もともとデザインはチームをまたがる調整が必要な事項という認識を座長として持っていたため、座長チームで「デザインの方向性の検討」と「ロゴの決定プロセス」を担当し、ロゴ決定の告知などは引き続き広報チームに委ねることとしたいと考えています。

柔軟な組織運営に向けて

これらの考えは現時点での座長の個人的な意見です。しかし、「人に合わせて組織を作る」という方針は、PyCon JP 2025をより良いものにするために重要だと考えています。

参加者一人ひとりの個性や強みを活かし、それぞれが最大限に力を発揮できる環境を作ることで、素晴らしいカンファレンスが実現できると信じています。

主催メンバー以外の皆様へ

PyCon JP 2025のロゴの提案はすでに行われており、主催メンバーはこれを正式に発表できることをとても楽しみにしています。

そして、キーノートスピーカーの発表、トーク募集、スポンサー募集、チケット発売に向けて、この連休中も私たちは精力的に活動するつもりです。皆様のご参加とご支援をお待ちしています。

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