遠方支援ってなに? 【PyCon JP 2025】
この記事は note.com 100日チャレンジ のミラーです。
PyCon JP 2025 座長の西本です。この note は私の #100日チャレンジ 53日目です。
2025年7月、夏本番を迎え、9月末に開催されるPyCon JP 2025への準備も熱を帯びてきました。座長として、日本全国、そして世界中から一人でも多くのPythonistaに広島へお越しいただき、忘れられない体験を共有したいと心から願っています。
しかし、広島という開催地を聞いて、「少し遠いな」「参加したいけど、旅費が…」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。そんなあなたの「行きたい」という気持ちを、私たちは全力で応援したい。そのための制度の一つが「遠方支援(トラベルグラント)」です。
私がピッツバーグで得た経験
私自身、今年開催された PyCon US 2025 に参加した際、このトラベルグラントをいただいた一人です。開催地はピッツバーグ。グラントへの応募では、「なぜ私はピッツバーグに行きたいのか」「PyCon USで何を得たいのか」という熱意を正直に書き綴りました。自分の想いを言語化するプロセスは、参加目的を再確認する素晴らしい機会にもなりました。
幸運にもグラントに採択いただき、ピッツバーグで得た知識、出会った人たち、カンファレンス運営の実情、そしてコミュニティのエネルギーは、本当にありがたいものでした。PyCon JP 2025 がどうあるべきか、いま私の決断の一つ一つが、PyCon US で見聞きしたことを踏まえて、行われています。
今度は、私たちがあなたを応援します
PyCon JP でも遠方支援制度をずっと行ってきました。距離や経済的な理由で、貴重な学びや出会いの機会が失われるべきではありません。
ただし、いままでは、東京に行くことが難しかった人が対象でした。今年は、広島から遠いところにいらっしゃる人が対象です。どんなふうに変わるのか、私には予想ができませんが、やるべきことはあまり変わらないだろう、と思っています。
この遠方支援制度を支えてきた柱の一つが、PSF (Python Software Foundation) からの助成金です。PSFは、Pythonという言語を守り育てる世界的な非営利団体であり、私たちPyCon JPもその支援を受け、グローバルなPythonコミュニティの一員として活動しています。この遠方支援は、PSFをはじめとする世界中のPythonistaからの「未来への投資」でもあるのです。
この素晴らしい繋がりを、ぜひ皆さんにも知っていただけたら嬉しいです。
詳細と多様な支援制度について
遠方支援制度の応募方法やスケジュールの詳細については、PyCon JP 2025の公式ブログにて発表します。
ここで少し補足ですが、国内の旅費支援にはもう一つ、PyCon JP Association が国内のPythonコミュニティを対象に行っている支援制度もあります。PyCon JP 2025 の遠方支援とは、対象や条件、採択基準、支援上限などが異なります。紛らわしいかもしれませんが、これらの詳細も公式ブログでご案内します。ご自身や所属コミュニティに合ったものをご確認の上、ご応募ください。
多様な参加を支えるために
私たちは、より多くの方にPyCon JP 2025へご参加いただくために、様々な角度から「参加しにくさ」を乗り越える方法を考えています。
現時点で明確な制度としてご用意しているのは、特定の参加者に向けた低価格なチケットと、今回ご紹介した旅費支援(一種のキャッシュバック)です。チケットについては日を改めて説明します。
私たちの取り組みはこれに留まりません。ある種の不平等をなくし、誰もが歓迎されていると感じられるカンファレンスを目指して、今後も新たな告知をしていく予定です。
皆さんからのご提案も心から歓迎します。「こうすればもっと参加しやすくなる」といったご意見があれば、ぜひ公式サイトのお問い合わせをご利用ください。
私個人にご連絡いただくよりも、正式な窓口を通じてチーム全体で検討させていただくことが、より良いカンファレンス作りに繋がると信じています。
広島でお会いしましょう
あなたの熱意あふれるご応募を、そして建設的なご提案を、心からお待ちしています。9月末、広島であなたにお会いできることを楽しみにしています!