スポンサーチームのタスク
English version is available here
PyCon JP 2025 座長 @nishimotz が個人として公開する日報です。
PyCon JP 2025 は9月26日・27日に広島国際会議場で開催されます。
主催メンバーを募集しています。主催メンバー申し込みフォームからご応募ください。
スポンサーチームの活動方針とタスクをまとめました。
スポンサーチームに託したい思い
PyCon JP 2025は初めて東京を離れ、広島で開催されます。この新たな挑戦において、スポンサーチームの役割は非常に重要です。以下に、スポンサーチームに託したい思いをまとめます。
全国・世界からのスポンサー参加
PyCon JPでは、スポンサー企業がそれぞれの製品・サービスをアピールしたり、Pythonエンジニアへの採用ブランディング力を強化したりできる場を共に創出し、相互に価値ある関係を築いてきました。東京開催でなくても、過去のPyCon JP同様に、スポンサー企業と共に価値ある機会を創出できることを期待しています。広島という新しい開催地でも、これまでと同等以上の価値を提供できるよう、スポンサープランの設計や当日の運営に工夫を凝らしていきましょう。
新しいアプローチへのチャレンジ
ユニークなアピール方法を模索しているスポンサーと新しいことにチャレンジし、それをスポンサーチームも一緒に楽しんでほしいと思います。従来の枠にとらわれない発想で、広島ならではの特色を活かしたスポンサー企画を共創することで、スポンサーと参加者双方に新鮮な体験を提供できるでしょう。
開催地変更に伴う課題への対応
広島での開催は新たな挑戦であり、東京とは異なる課題が生じる可能性があります。交通機関への天候の影響など、地方開催特有の課題に丁寧に向き合い、過去の知見から学ぶことも重要です。スポンサー企業や参加者が安心して参加できるよう、リスク対策や代替案の準備も含めて検討しましょう。
広島や近隣地域のスポンサー開拓
広島に縁のある企業や組織に、新しいスポンサーとしてご支援いただきたいと考えています。地元企業にとっては、世界にアピールする機会となり、フルリモート前提の地方在住のエンジニアを採用するきっかけにもなります。地域に根ざしたスポンサーを開拓することで、広島でのPyCon JP開催の意義をより深めることができるでしょう。
入念な調査と計画
計画を立てる段階で、過去のスポンサーのフィードバック、過去に地方で開催された技術カンファレンスの興味深い事例、スポンサー企業が成功例だと考えているカンファレンス支援に関する情報などを丁寧に調べることを推奨します。必要に応じて、計画段階でスポンサー企業へのインタビューを行うことも有効でしょう。これらの情報を基に、広島開催ならではの価値を最大化するスポンサープランを設計していきましょう。
透明性と誠実さの重視
透明性を確保した意思決定や、参加者・スポンサーを含むすべての関係者に対して誠実であることを、運営全体の基本的な価値観としています。スポンサーとの約束は必ず守り、期待以上の価値を提供できるよう努めましょう。
スポンサーの視点に立った対応
座長のnishimotzも、小さな法人の代表として、イベントやカンファレンスのスポンサーを行った経験を持っています。スポンサーの担当者の多くは、支援先として多くの選択肢を持っています。支援すると決めたイベントについて、多忙の中、運営担当者からの依頼に対応しています。必要な情報を必要なタイミングで得て、安心して当日を迎え、満足できる結果を得たいと思っています。スポンサー担当者がこのような体験をできるように、座長としてスポンサーチームを支援していきます。
また、スポンサー企業が行動規範を理解し遵守できるよう適切な情報提供とサポートを行うことも重要です。 PyCon JP 2025 主催メンバー研修会資料を参考にしてください。 PyCon JPの価値観や参加者との適切な関わり方について事前に明確に伝え、スポンサー企業が安心してイベントに参加できる環境を整えましょう。
コンセプトの共有
Python がプログラミング初心者の人に幅広く使われるようになってきた現状を認識し、いままで PyCon JP に参加したことがなかった人にも興味をもっていただき、より参加しやすくなるように、 PyCon JP 2025 の企画や運営を検討していきます。
この PyCon JP 2025 のコンセプトを、スポンサーにもお伝えしていきます。
スポンサー同士の交流促進
スポンサー同士での横のつながりや情報交換の機会も提供できるよう工夫しましょう。スポンサー企業間のネットワーキングを促進することで、PyCon JPがビジネス面でも価値ある場となり、継続的な支援につながります。
スポンサーチームの皆さんには、これらの思いを胸に、PyCon JP 2025を支えるスポンサーとの関係構築に取り組んでいただければ幸いです。
タスク
2025年3月
- 座長チームと連携して予算案をまとめます。
- プログラムチームと連携して、スポンサーLT枠を検討します。
2025年4月
- スポンサーに関する当日の会場と時間の使い方を決めます。
- スポンサー向け企画やスポンサーブースイベントなどを検討します。
- 特別スポンサーを検討します。ビール、ドリンク、朝食、スプリント会場提供などの実績があります。
- スボンサーパッケージ資料を作成します。
- スポンサーシップ説明会を行います。
- 参加者管理チームと連携して、スポンサー用チケットの割り当て案を決めます。
- 広報チームと連携して、スポンサーパッケージ説明会やスポンサー募集開始を告知します。
- 座長チーム(会計)と連携して、スポンサー費用請求の詳細を決めます。
- 会場チームと連携して、スポンサーブースの割り当て案や募集(告知)方針を決めます。
2025年5月
- スポンサー募集を開始します。
- スポンサー申し込みへの対応を行います。
- スポンサー情報(ロゴや会社説明など)を収集します。
2025年6月
- 広報チームと連携して、ウェブサイト公開に向けてスポンサー情報の取りまとめを行います。
- 広報チームと連携して、SNSやブログでスポンサーを紹介します。
2025年7月
- 施設利用計画提出、会場下見などに、スポンサー対応の立場から対応します。
2025年8月
- 制作物の準備に必要なスポンサー情報のとりまとめを行います。
- スポンサー向けチケットの提供を行います。
- スポンサーブースの配置を確定します。
- スポンサーが前日の設営や当日に向けて行う準備に必要な情報を提供します。
- 2024年はこの時期に毎週、スポンサーオフィスアワーを実施しました。
- 制作物の締切等を考慮して、スポンサー募集を終了します。
2025年9月
- 制作物、ウェブサイト、スライドなどで紹介するスポンサー情報の確認を行います。
- 会場チームと連携して、荷物の搬入搬出などの情報提供を行います。
- 会場設営において、スポンサーの受付とサポートを行います。
- 参加者管理チームと調整して、当日のスポンサー受付を行います。
- 撤収や搬出において、スポンサーをサポートします。
2025年10月以降
- スポンサー向けのアンケートの実施ととりまとめを行います。
- 請求や支払に関する連絡を行います。
- 2026年のチームに引き継いでいきます。
更新履歴
- 2025-03-11: 初版公開